講演会係 土居さんからのアピールです。
動的平衡とは、私たちは、絶え間なく分解されて新たに合成されているということです。
皆さんは「お変わりありませんか?」と挨拶をされますね。
福岡氏の提唱する「動的平衡」は、私たちの身体は一年前と今ではすべて変わっていると言えるほど、ダイナミックな変化の流れの中にあるそうなのです。
・・・つまり「いいえ、全く別人です」と言えるくらいなのだとか。
この考えにどう辿り着いたかは、昆虫オタクだった少年時代が大きく影響しており、クスリと笑ってしまう話や、心温まる話を交えながら分かりやすくお話して下さいます。
論理的に物事を考えるAI社会で過ごしている私たちが、動的平衡の考え方を理解することは、これからの社会の見方が違ってくる予感がします。
先生の人柄に触れると、どんな「福岡氏のすきなもの」があるのか興味が湧いてくること間違いなし。毎月届く婦人之友が楽しみになりますよ。
婦人之友9月号 わたしの・すきな・もの 「種の起源」第6版(1872年)